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VOICE

声から探す県民の森

VOICE 声から探す県民の森

BIRD

サシバ

ピックィー

本土では夏鳥のサシバだが沖縄では旅鳥や冬鳥である。秋から翌春にかけて、山地から市街地の緑地など、あちらこちらで見かける。草地、農耕地などで昆虫類、カエル、トカゲなど小動物を捕食する。

学名 Butastur indicus
分類 タカ目タカ科
体長 47~51cm
生息環境 草地や農耕地、森林
活動時期 冬鳥

リュウキュウアカショウビン

キョロロロロー

真っ赤で大きなくちばしに全身が鮮やかな朱色。沖縄県内では比較的普通に見られる夏鳥で、県内の平地から山地の樹林に渡来する。森林内の枯れ木などに巣穴を掘って繁殖する。

学名 alcyon coromanda bangsi
分類 ブッポウソウ目カワセミ科
体長 27cm
生息環境 平地~山地の森林
活動時期 夏鳥

アマミヤマガラ

ニーニーニーニー ツツピー

大きさはスズメとほぼ同じくらい。日本各地に留鳥として分布するヤマガラの亜種にあたる。よく一緒に見られるシジュウカラは市街地の公園にも生息するが、ヤマガラは森林に生息する。

学名 Parus varius amamii
分類 スズメ目シジュウカラ科
体長 14cm
生息環境 山地の森林
活動時期 留鳥

メジロ

チーチー

日本全国に分布し、市街地から山地で見られるポピュラーな野鳥。目の周りの白い縁どりが特徴的で、大きさはスズメより小さい。メジロが寒い時期に枝にくっつき合ってとまっている様子は「目白押し」という言葉の由来となった。

学名 Zosterops japonicus
分類 スズメ目メジロ科
体長 12cm
生息環境 平地〜山地の森林
活動時期 留鳥

オキナワシジュウカラ

ツツピーツツピー

シジュウカラは日本全国に分布するが、沖縄諸島のものは亜種オキナワシジュウカラとされる。やんばるの森でも最も普通にみられる野鳥の一つで、メジロやヤマガラ、リュウキュウサンショウクイなどと一緒に行動するのをよく見かける。

学名 Parus minor okinawae
分類 スズメ目シジュウカラ科
体長 14cm
生息環境 市街地~山地の森林
活動時期 留鳥

リュウキュウサンショウクイ

ヒリリヒリリ

本土では夏鳥のサンショウクイ。県内には亜種リュウキュウサンショウクイが留鳥として生息している。小さな昆虫を食べる。森林でよく見かけることができる野鳥の一つ。

学名 Pericrocotus divaricatus tegimae
分類 スズメ目サンショウクイ科
体長 20cm
生息環境 市街地~山地の森林
活動時期 留鳥

イソヒヨドリ

ピュルピュルピピーポー

名前に「ヒヨドリ」とついているがヒヨドリの仲間ではない。オスは頭から腰まで美しい暗青色と腹はレンガ色というツートンカラー。一方、メスは地味な見た目で、全体が灰褐色に覆われうろこ状の模様をもつ。

学名 Monticola solitarius
分類 スズメ目ヒタキ科
体長 23cm
生息環境 海岸や岩山、市街地
活動時期 留鳥

リュウキュウコノハズク

コホッ コホッ

小型のフクロウの仲間。日中は木陰や樹洞などで休息し、夕暮れに活動を始め、主に昆虫類を捕食する。オスは「コホッコホッ」と鳴き、雌がそれに答えて「ミュア」などと鳴く。

学名 Otus elegans
分類 フクロウ目フクロウ科
体長 22cm
生息環境 山地の森林
活動時期 留鳥

ズアカアオバト

プウォーオ、プウォーオ

ダークグリーンの色合いがきれいなハトの仲間。アオバトによく似ているがアオバトより体は大きめ。台湾に生息する亜種の頭は赤いことから「ズアカ」という名前が付いている。

学名 Treron formosae
分類 ハト目ハト科
体長 35cm
生息環境 平地~山地の森林
活動時期 留鳥

INSECT 昆虫

リュウキュウアブラゼミ

ジリジリジリジー…

外見は本土のアブラゼミに似ているが、頭から背中にかけて赤茶色や緑色の模様がある。鳴き声は、長めに続けて鳴くアブラゼミに比べ、短く途切れるような鳴き方をする。薄暗い林を好み、市街地~山地の森林に広く生息する。

学名 Graptopsaltria bimaculata
分類 カメムシ目セミ科
体長 56~60mm
生息環境 市街地~山地の森林
活動時期 6月~10月

タイワンクツワムシ

ギィッ!ギィッ!ギュルル…

70mm以上にもなる大型種。体の色は緑色のタイプと褐色のタイプがいる。色の濃淡は個体により多少差がある。草食性で平地~山地の森林にすみ、日没後に活動を開始し、けたたましい鳴き声で鳴く。

学名 Mecopoda elongata
分類 バッタ目キリギリス科
体長 60~75mm
生息環境 平地~山地の森林
活動時期 1年中

リュウキュウサワマツムシ

ピッピッピリリリリリ…

沖縄島では中部以北に分布。山地の渓流や沢沿いの茂みで見られるマツムシの仲間。鳴き声が非常に美しいことで知られ、愛好家たちを魅了する。夜間に鈴のような澄んだ声で鳴く。

学名 Vescelia pieli ryukyuensis
分類 バッタ目コオロギ科
体長 18-26mm
生息環境 山地の沢沿い
活動時期 5月~12月

オオシマゼミ

(ジーワ)ケンッ(ジーワ)ケンッ

夏から鳴き始め、10月になるとやんばるの森中がオオシマゼミの鳴き声に包まれる。「ケン!ケン!」というかん高い鳴き声が特徴。体は鮮やかな緑色をしていて、北部の森林など比較的人里離れたところで見ることができる。

学名 Meimuna oshimensis
分類 カメムシ目セミ科
体長 50mm
生息環境 平地~山地の森林
活動時期 8月~11月

クロイワニイニイ

チィーーーーチッチッチッチ

4月から5月に鳴き始め、8月上旬頃まで鳴き声を聞くことができる。ニイニイゼミに似ているがサイズはずっと小さい。リュウキュウマツやガジュマルなどさまざまな樹木にとまる。

学名 Platypleura kuroiwae
分類 カメムシ目セミ科
体長 17~21mm
生息環境 平地~山地の森林
活動時期 4月下旬~8月上旬

クロイワツクツク

ギリィーーーーグェッグェッ

8月中頃から鳴き始め、沖縄では夏の終わりを告げるセミとして知られている。朝から夕方まで断続的に鳴き、特に早朝と夕方に大合唱する。さまざまな木にとまるが、リュウキュウマツを好むようである。

学名 Meimuna kuroiwae
分類 カメムシ目セミ科
体長 41~47mm
生息環境 平地・山間部の林
人家周辺の林が多い
活動時期 8月下旬~11月上旬

OTHERS その他

オキナワアオガエル

コロロ、コロロロ…

普段は樹木の枝や葉の上にいることが多い。繁殖期には、池や湿地、河川周辺に集まって盛んに鳴いている。白い泡に包まれた卵を、池の周囲の水際や低い木の葉にくっつけて産みつける。

学名 Rhacophorus viridis
分類 無尾目アオガエル科
体長 70~100mm
生息環境 低地~山地の森林
活動時期 12~3月(繁殖期)

リュウキュウカジカガエル

キュリュリュリュリュリュ…

虫のようなきれいな鳴き声をもつことで知られている。4月から9月頃の繁殖期には集団でリズムよく鳴く。渓流の清流や水田などの耕作地、市街地の排水路など、さまざまな環境に適応している。

学名 Buergeria japonica
分類 無尾目アオガエル科
体長 30~40mm
生息環境 山地~海岸近くまでの広い範囲
活動時期 4~9月(繁殖期)

ヒメアマガエル

ガタタ、ガタタタ…

背中の独特な模様はオタマジャクシの頃から見られる。山地の林道や農道、河川周辺や水路、水溜りなど、さまざまな場所で見かけ、恩納村内のいたるところで鳴き声を聞くことができる。

学名 Microhyla okinavensis
分類 無尾目ヒメアマガエル科
体長 30mm
生息環境 市街地~山地の森林
活動時期 3月~11月(繁殖期)

ヌマガエル

グェグェグェグェ…

沖縄島各地で普通に見られる小型のカエルで独特のだみ声がよく聞こえる。概ね池や湿地などの水辺で生活するが、夜間には山地の林道や農道にも現れる

学名 Fejervarya kawamurai
分類 無尾目ヌマガエル科
体長 50mm
生息環境 池や湿地、河川周辺
活動時期 4月~8月(繁殖期)

オリイオオコウモリ

キーキー キキキキッ

昼間は樹木にぶら下がって休息し、夜間に活動する。主に木の葉や果実を餌としているが、昆虫類を食べることもある。吐き出した餌の食べカスや果実の食痕などから生息が確認できる。

学名 Pteropus dasymallus inopinatus
分類 コウモリ目オオコウモリ科
体長 20~25cm(頭胴長)
生息環境 森林内(谷間の斜面や樹幹部)
活動時期 繁殖期は10月~12月頃、4月~6月頃に出産する。
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